種差海岸をはじめ海山の美しい景色が広がる八戸は、古くから港町として栄えました。全国一の水揚げを誇るイカ、「八戸前沖さば」としてブランドを確立したサバを筆頭に、ホヤ・ウニなど魚介の宝庫で、「いちご煮」や「八戸せんべい汁」など郷土料理も豊富です。朝市や横丁では、そんな港町&食都としての八戸を体感できます。
また、夏の「八戸三社大祭」と冬の「八戸えんぶり」は、ともに国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭り。毎年、全国各地から大勢の方が見物に訪れます。
国名勝、三陸復興国立公園に指定されている南北約12キロメートルに伸びる海岸、約5キロメートルの遊歩道が整備されており、岩礁や砂浜、天然芝生地など変化に富んだ景観を楽しむことができます。また、春から秋にかけて約650種類もの植物が咲き乱れ、見る者を魅了します。
港町・八戸では9つの朝市が開かれており、早朝から活気に溢れています。新鮮な魚介類や野菜、果物、様々なお惣菜など品ぞろえも豊富です。市場で買ったものをそのまま朝食として食べられる店もあり、贅沢な朝ごはんを堪能できます。
八戸市の中心街には8つの横丁があり、はしご酒にぴったりな場所。昭和20年代から続く横丁もあり、昭和のたたずまいを今に残しています。郷土料理、新鮮な魚介はもちろん、地元の人たちとのふれあいを愉しむことができるまさに大人のテーマパークです。
約300年の歴史と伝統を誇る夏祭りで、2016年にはユネスコ無形文化遺産の1つに指定。市内の3つの神社の神輿行列と、最大で高さ10メートルにもなる豪華絢爛な山車の運行が見物客を魅了します。
八戸地方に春を呼ぶ豊作祈願の祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。烏帽子を被った太夫と呼ばれる舞い手たちが稲作の様子を勇ましく祈りを込めて舞います。