三沢市は、東は太平洋、西は小川原湖に接する豊かな自然に恵まれた都市です。ラムサール条約に登録された仏沼をはじめ、小川原湖周辺の湖沼群には珍しい野鳥や植物が生息し、バードウォッチングやフィッシングのポイントとして全国から多くの人が訪れます。また、ミス・ビードル号による世界初の太平洋無着陸横断飛行など空とのかかわりが深く、全国有数の米空軍施設を有する三沢は異国情緒あふれる国際都市としての表情もあわせ持っています。市内には、外国人の居住者が多く、あちらこちらに英語の看板が目立ち、市民レベルでの交流が活発に行なわれ、国際色あふれる祭りやイベントも多く開催されています。
小川原湖は日本で11番目に広い湖で、深さは25m程度です。そんな小川原湖では、キャンプやカヤック体験をすることができます。遠浅なのでカヤック未経験者でも体験しやすい環境です。普段見慣れた風景とは違う景色を湖面より見ることができます。年齢を問わず、誰でも楽しむことができるアクティビティです。冬になると、凍った小川原湖の上を歩く氷上ウォーク、極寒カヤック、隣接する姉沼でのワカサギ釣りなど冬ならではの楽しみ方もたくさんあります。
市の北部に位置し、眼下に小田内沼を望む風光明媚な高台にある記念館では、鬼才・寺山修司の多岐にわたる前衛的な創作活動の足跡を楽しみながらたどることができます。春と夏の「フェスティバル」には、多彩な催しが行われ、大勢の来館者で賑わいます。
全国から多くのファンが訪れる三沢基地航空祭。ブルーインパルスなどの展示飛行に約10万人の観衆が釘付けとなります。三沢基地航空祭は、航空自衛隊機のほか米軍の航空機も多数参加することから、他の航空祭とは違った迫力や楽しみもあります。
日米友好の文化交流として開催される祭りで、ハーレーや米軍使用車両約500台、参加者1,000名のアメリカンパレードは迫力満点です。無料バスによる基地見学ツアーや、普段堪能することができないアメリカンフードも人気です。その他に、アメリカ式のお化け屋敷や子供遊戯広場も充実し、この日の三沢はアメリカ一色の雰囲気を満喫できます。
12月から3月までの冬季限定で水揚げされる肉厚な三沢産ほっき貝を贅沢に使って、三沢市内の飲食店20店以上が各店のオリジナルの味で提供しています。近隣からのリピーターも多く、各店の食べ歩きが人気です。
【三沢ほっき丼】
http://kite-misawa.com/eat/hokkki-don/
「大空」と「飛翔」をテーマに、子どもたちが楽しみながら、科学する心、感動する心、挑戦する心を育む施設。航空ゾーンを始め、化学ゾーン、化学実験工房、AVホールなどがあり、見て・体験して・楽しめる学習施設となっています。また、航空科学館の外に広がる三沢市大空ひろばには、F16戦闘機を始めとする米軍、自衛隊の軍用機が展示されています。