青森市は、四季折々の自然の魅力を体感できる八甲田や、海と山の全景を眺めながら湯浴みを愉しめる温泉の街浅虫、いにしえの縄文の息吹を感じることができる三内丸山遺跡など、豊かな自然と温泉、歴史や文化を体感できる街です。
また、八甲田や陸奥湾に育まれた山海の新鮮でおいしい食も堪能できます。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「青森ねぶた祭」は、勇壮華麗な世界の火祭りとして知られ、毎年、全国各地から観光客が訪れます。
昭和55年、国の重要無形民俗文化財に指定された、日本の火祭り“青森ねぶた祭”は、毎年8月2日から7日まで、全国・世界各地から300万人を超える観光客を迎え、華やかに開催されます。
歌舞伎や歴史・神話を題材に、「勇壮・華麗・哀調」といったさまざまな表情をもつ「ねぶた」、色とりどりの衣装を身にまとったハネトたち、心に焼き付く笛や太鼓、手振り鉦・・・。
夜空が燃え、大地が揺れるその瞬間、抑えきれないエネルギーが一気に溢れだし、祭りは最高潮に達します。
冬から春はスキー、夏から秋は登山を通し、新緑から紅葉そして樹氷と、季節ごとの美しさを楽しめる八甲田連峰。
北八甲田連峰は登山道も整備されており、秋の紅葉シーズンには多くの観光客が訪れます。ロープウェーを利用すれば、子供から大人まで気軽にハイキングを楽しめるコースもあります。
また、冬は八甲田特有の気象条件から発生する風雪によって、アオモリトドマツから自然造形された幻想的な樹氷群へと姿を変え、その樹氷間をぬって滑走するパウダースノーに包まれた山岳スキーの魅力は、スキーヤー・スノーボーダーをとりこにします。
写真提供:八甲田ロープウェー(株)
国の特別史跡として、縄文の常識を塗り替えた、約5500年前~4000年前の日本最大級の縄文時代集落跡です。
大型竪穴住居跡、大型掘立柱建物跡など多くの遺構が発見されており、それらを復元しています。
また、縄文ポシェット作りやミニ土偶作りなどの様々な体験学習にも参加できます。
青森の奥座敷、浅虫温泉は、開湯1200年あまり。
平安時代に発見されたいで湯と伝わり、藩政時代、津軽藩主も湯治に訪れた昔からの温泉地です。
温泉名も麻を蒸すことに由来し、「麻蒸」が転じて「浅虫」になったといわれています。
四季を通じて情緒ある温泉の風情を感じ、海水浴やSUP(スタンドアップパドルボード)、シーカヤック、ウインドサーフィン、ヨット、釣り、森林浴、湯治が楽しめる浅虫温泉。磯料理や山海の珍味もおいしい湯の街です。
青森港を一望できるベイエリアには、青森県の地場産品などのお土産も揃う青森県観光物産館アスパム、青森ねぶた祭において大賞を受賞した大型ねぶたなどを展示し、お囃子・ハネトを体感できる、ねぶたの家ワ・ラッセ、1988年に青函トンネルの供用開始に伴い役目を終え、今に当時を伝える青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、青森市と函館市のツインシティ提携20周年を記念して、太宰治の小説「思い出」のエピソードをもとに制作された赤い絲のモニュメントなどの観光スポットが集積している青森観光の玄関口です。潮風に吹かれながら散策し、いにしえの海のロマンに触れてみませんか。
青森駅前にある市場には、四季を通して、新鮮で美味しい海の恵みが豊富に揃っています。
「アウガ」の地下1階にある「アウガ新鮮市場」には、鮮魚・乾物・野菜などの店舗や新鮮素材が味わえる飲食店が並び、早朝から活気づいてます。
また、昭和40年代から青森市民の台所としてにぎわってきた青森魚菜センターでは好きな刺身をあたたかなご飯にのっけながら自分だけの丼を完成させていく「のっけ丼」が味わえます。
ぜひ、青森駅前からすぐの場所に立地している市場でお買物と旬の味を楽しんでみませんか。