青い森鉄道株式会社

あなたをつなぐ、「わ」の鉄道

先輩社員による仕事紹介-地域の足を守るー

 青い森鉄道は、通勤・通学をはじめ、観光やビジネスなど、年間約450万人のお客様にご利用いただいてます。
 また、貨物列車が1日約50本走行する全国物流ネットワークとしての役割も担っています。
安全安定輸送を維持するとともに、お客様に安心してご利用いただくため、300名以上の社員が支えています。

 ここでは、各職種で活躍する社員についてご紹介します。

先輩社員の声

鉄道総合職(運転士)

志望動機

 多くの方々の生活を支える仕事がしたいと考え、青森の重要な交通インフラである青い森鉄道を志望しました。また、列車という大きな乗り物を走らせ、安全かつ時間通りに目的地へと送り届ける仕事に憧れを抱いていました。特に運転士は鉄道業の現場第一線でお客様に関わります。今までもこれからも変わらない当たり前の日常を重要な地域公共交通である鉄道で支えていきたいと考えています。

仕事内容

 運転士になるためには、国家資格である動力車操縦者運転免許が必要です。当社では免許取得に向け、駅員や車両整備での経験を積んだ後、JRの総合研修センターで学科講習を3か月半受講します。
 修了後は、運転技能の全てを教育・指導する先輩運転士とともに、青い森鉄道線で営業列車を運転する訓練が始まります。4か月にわたる訓練後、運転操縦試験に合格すると免許を取得できますが、すぐに運転できる訳ではありません。最後に実施する社内試験に合格することで、1人で乗務することができます。

やりがい

 青い森鉄道は、車掌が乗務しない運転士1人によるワンマン運転のため、列車の安全は運転士が守ります。車掌が乗務するツーマン運転と比べると運転士の仕事は多いですが、決まった時間に電車を待って手を振ってくださる沿線の方や、駅で目を輝かせて「がんばって!」と声をかけてくださるお子様がいるとやりがいとともに、青い森鉄道が地域の方々に愛されていると感じます。

 

 

 

鉄道技術総合職(車両整備)

志望動機

 生まれ育った地元の青森に貢献したいと思ったことがきっかけです。日常生活で利用される公共サービスの提供側に立つことにより、地元に大きく貢献できるのではないかと考え、学生時代に利用していた青い森鉄道が選択肢の一つにありました。アルバイトで培ったコミュニケーション能力と迅速かつ正確な対応力を活かせると確信し、現場作業での仕事内容を最もイメージできた車両整備を志望しました。

仕事内容

 主な仕事内容は、「車両の検査・修繕」と「車両運用管理」です。「車両の検査・修繕」は、国土交通省令等に基づき行われる日常検査と、列車の走行キロに応じて約3年周期で行われる重要部検査があります。日常検査では、点検ハンマーでネジ等を叩き音で判断する打音検査、ブレーキやドア等の動作試験及び摩耗部品の交換等を行います。重要部検査では、モーターや台車をはじめとする重要部品を取り外して行う大規模修繕を約1か月半かけて行います。
 「車両運用管理」は、全車両(22両11編成)のメンテナンス計画や走行キロ等を考慮しながら、毎日異なる運用がされる車両の運用予定表を毎月作成しています。

やりがい

 私が毎月作成する車両運用予定表が社内外への重要な情報源となり、多くの関係者に貢献できていることです。毎回、車両運用予定表の作成時に自部署に加え、他部署や社外関係者から多くの要望が寄せられます。それら全てに応えた漏れのない予定表を立案させることは容易ではありませんが、完成させた時の達成感は毎月のモチベーションになっています。

 

 

 

鉄道技術総合職(設備保守)[電力]

志望動機

 大学在籍中に、電気分野関連の研究をしていたことから、「電気」に関係する仕事を志望していました。また、生まれ育った地元の青森県に貢献したい想いもあり、就職活動をしていたところ青い森鉄道を知りました。鉄道会社の中にも電気分野の仕事があることを知り、技術職の一員として電気分野に携わりつつ、地元に大きく貢献できると考え志望しました。

仕事内容

 列車を運行させるために必要な特別高圧設備から、駅舎や踏切に使用する照明等の低圧設備まで、幅広い電気設備を対象とした検査及び修繕等の保守業務を行っています。
 設備の不具合によって、列車の運行に支障をきたしてはならないため、日頃の定期的な検査が欠かせません。高所作業車やハシゴを使用しての高い場所での作業、感電しないように電気を停止して行う作業等、安全を第一に様々な作業方法で検査・修繕を行い、列車が安全安定に運行できるよう努めています。

やりがい

 一般的な電気保守に加え、鉄道という幅広い電気分野について学ぶことができる点が魅力の一つです。鉄道会社の電気部門と聞くと、専門的かつ手狭なイメージがありますが、実際の電力業務として、電車線関係はもちろん、高圧・低圧の受電設備や変電設備、照明等の幅広い電気工作物に携わることが出来ます。技術職として電気分野での知見を深め、かつ地元に大きく貢献できることが大きなモチベーションです。

 

  

 

鉄道技術総合職(設備保守)[軌道管理]

志望動機

 祖父が鉄道の運転士をしていたため、小さい頃から鉄道業界に興味がありました。また、高校への通学手段として、青い森鉄道を利用していたこともあり、鉄道が身近な存在でした。通学で利用する中で、青い森鉄道が地域の方々の足として身近な公共交通機関であることに気付き、私も地域の方々を支える歯車の一つになりたいと考え志望しました。

仕事内容

 軌道(線路)を構成するレール、バラスト(砕石)、マクラギ及び締結装置等の設備保守管理をはじめ、乗り心地に直結する軌道状態の変位量を管理しています。ミリ単位で安全性が左右されることから、基準数値等を把握した上で、検査結果と照査し、適正な修繕を実施しています。
 基本的に修繕作業は工事発注しますが、軽微なものは社員で実施します。現場作業では臨機応変に対応する場面もあり、より良い線路状態にするため、安全を第一に、社員一丸となって取り組んでいます。

やりがい

 私たち設備保守を担う社員は、お客様と直接関わることが少ないのですが、縁の下の力持ちとして安全安定輸送を支えています。列車に乗車し、修繕作業を行った線路の乗り心地が改善していることに気づいたとき、自分自身の目標を達成したような充実感を覚えるとともにやりがいを感じます。今後は、これまで培ってきた様々な経験や学びを、私が先輩社員からアドバイスを受けたように、後輩社員へ引き継いでいきたいと思います。

 

 

 

鉄道総合職(駅員)

志望動機

 学生時代に通学手段として青い森鉄道を利用していました。毎日、駅員や運転士の業務、電車を利用するお客様を見るうちに、鉄道の仕事はただ人を運んでいるだけではなく、人々の生活も支えているのだと感じました。
 沿線の重要な公共交通機関として、地域の足や鉄道の安全を支える仕事に携わりたいと思い、地域と密接に関わることができる青い森鉄道に入社を決めました。

仕事内容

 八戸駅は東北新幹線やJR八戸線と接続し、IGR線の車両も乗り入れすることから、日々多くのお客様が利用されます。日勤業務は、乗車券の購入方法が不明なお客様への案内をはじめ、体の不自由なお客様の介助及び駅構内や電車内の忘れ物の捜索・管理等、仕事は多岐に渡ります。
 また、宿泊を伴う出札業務と改札業務があります。出札業務は、主に乗車券の発売を行い、現金のやり取りは常に気を引き締めて行います。改札業務は、精算業務や駅構内への放送を行っています。

やりがい

 感謝の言葉をかけられたり、お客様の笑顔を見るとやりがいを感じます。駅の勤務は、お客様と接することが多い職場です。青い森鉄道のみならず、街の「顔」であることも駅員の仕事だと思っています。県内外から多くのお客様が訪れる八戸駅では、きめ細やかな対応が求められ、時には難しく感じることもありますが、不便のないようにお客様一人ひとりに丁寧に対応することを心掛けています。

 

  

 

鉄道総合職 (指令員)

志望動機

 私は、生活に欠かせない鉄道関係の仕事に興味があり、また、地元に貢献したいことから県内での就職を希望していました。そこで、青い森鉄道の職場見学に参加した際、地域住民の重要な足としての使命を果たすために社員が熱心に業務に取り組む姿を見ました。また、笑顔で接する社員や職場の明るい雰囲気にも惹かれ、青い森鉄道で働きたいと強く思ったことがきっかけです。

仕事内容

 指令室では、1日約150本の列車の運行管理をしています。指令員は、列車がダイヤ通りに運行されているか常に監視し、様々な理由で生じる列車の遅延を定時運行に戻すことが主な仕事です。
 また、お客様がスムーズに乗り換えができるように、JRやIGRの指令室と連携しています。この他、線路や信号等の設備点検及び修繕作業が昼夜を問わず実施されていることから、安全を確保するために現場作業責任者と綿密な打合せを行っています。

やりがい

 指令室では、ダイヤ通りに列車が運行しているのかを昼夜を問わず監視しています。列車に遅延等が生じた場合、正常のダイヤに回復させることが指令員の重要な役割となることから、運転士、作業員、駅員及び関係社員と情報共有を図るためにコミュニケーションを取り、チームの中心として働きかけます。私が行っている業務が安全安定輸送の使命を果たしていることに、とてもやりがいを感じています。

 

  

 

鉄道総合職(事務職)本社

志望動機

 大学で福祉を学んでいましたが、「他分野で福祉の人間が働くのも面白い」という教授の一言で、一般企業にも目を向けるようになりました。そのような時に出会ったのが通学で利用していた青い森鉄道です。鉄道会社は専門性が強いイメージでしたが、様々な分野出身の方がいることや地域の足を守るという強い思いを聞き、お客様が快適で何より楽しく乗車していただけるようなサービスを提供することに貢献したいと思い志望しました。

仕事内容

 私は主に広報業務を担当しています。インターネットを活用した情報発信やテレビ番組等の取材対応、さらには列車の運休や遅延等の運行障害対応等も含まれています。
 インターネットやテレビ番組等の取材対応を行うためには、取材先である情報発信元の担当部署や取材者との調整、資料の作成、撮影の立ち会い等、その都度、臨機応変に対応する必要があります。
 運行障害対応の際は、お客様や報道機関に迅速に分かりやすく情報提供できるよう社内で連携をとりながら努めています。

やりがい 

 広報の業務は、外部・内部の調整、撮影立ち合い、資料作成等、多くの作業がありますが、携わったコンテンツが放送されるのを見ると、青い森鉄道について多くの方々に知ってもらうことに貢献できたのではないかと思いやりがいを感じます。また、お客様とは電話口で関わることがほとんどですが、電話を終える際「また利用します」「ありがとう」と声をかけてもらった際もやりがいを感じます。

 

  

 

青い森鉄道での働きやすさ

  • 年休取得率
    約97%(R4実績)
  • 所定外労働時間(月平均)
    5.5時間(R4実績)
  • 社員の平均年齢
    約34歳
  • 社員の健康をサポート
    インフルエンザ予防接種やストレスチェックを実施しています。
  • 社会保険完備諸手当が充実
    通勤手当・住居手当・扶養手当・資格手当・夜間作業手当などがあります。

 

研修制度

  • 採用時研修(入社日~約2週間)
    会社の基礎的な知識・事業内容及び各職種・職場における業務について、座学や現場での体験を通じて理解を深めます。
  • 新入社員研修(年4回)
    社会人として必要なビジネスマナーや、お客様への接客方法などについて学びます。
  • トレーナー社員育成研修(年1~2回)
    新入社員を指導する社員を対象とし、コミュニケーションや指導方法の注意点等について学びます。
  • 階層別研修
    各階層に求められるスキル等を身につけます。

 

 採用フロー

募集開始
      ▼
エントリーシート提出
      ▼
書類選考      
※高卒採用試験では実施しません     
      ▼
一次試験       
●適性検査(クレペリン検査等) 
●教養試験  
●小論文 (高卒採用試験は作文)
      ▼ 
二次試験     
●個人面接
      ▼
医学適性検査   
国土交通省令に定められた視力・聴力・色覚等を検査します
      ▼
     内定

 

FAQ

Q1 入社する上で必要な資格はありますか?
A1 普通自動車第一運転免許(AT可)が必要です。
   入社後、業務に必要な資格等は会社で負担します。

Q2   入社後、業務内容について理解できるか不安です。
A2 当社では新入社員1名に対し、年齢の近い先輩社員を1名選任する「トレーナー制度」を
   導入し、1年間のOJTを通じて業務の進め方等の助言を行いますのでご安心ください。

Q3 宿泊する勤務はありますか?
A3 駅員・運転士・指令員は、日勤だけでなく、宿泊する勤務を伴う場合があります。

Q4 夜間勤務はありますか?
A4 設備保守社員は、時季や部署にもよりますが、月3日程度の夜間勤務があります。

Q5 求める人材像について教えてください。
A5 元気で明るく、何事にもチャレンジする人です。

 

 

 

 

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