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青い森鉄道・会社概要
青い森鉄道線について
青い森鉄道線は、青森-岩手県境に近い目時~青森間の121.9kmの路線で、27の駅があります。もとはJR東北本線で、東北新幹線の延伸とともに移管され、平成14年12月1日に目時~八戸間が、平成22年12月4日に八戸~青森間が開業しました。
路線の運営は「上下分離方式」を採用しています。「上下分離方式」とは、鉄道の車両 (「上」に該当する部分)を、第3セクターである青い森鉄道株式会社が保有して旅客の輸送を行い、鉄道のレール・駅舎・ホーム等の施設及び鉄道設備 (「下」に該当する部分)を青森県が保守管理する方式です。
青い森鉄道の旅客列車は、上下合わせて1日93本(令和6年3月16日ダイヤ改正)運行し、IGRいわて銀河鉄道線(盛岡~目時)、JR大湊線との直通運転も行っています。
青い森鉄道を走行する列車
青い森701系(普通列車)
最高速度 :110km/h
車体重量 :64.8t(1編成)
青い森703系(普通列車)
最高速度 :110km/h
車体重量 :74.4t(1編成)
EH500系(貨物列車)
最高速度 :110km/h
※写真提供 :JR貨物
並行在来線(目時・青森間)に係るこれまでの取組み
JRの経営に対する過重な負担を避け、第二の国鉄は作らないということから、政府と与党の合意で、JRの経営分離についての同意が、新幹線建設の着工の条件として示されています。
- 平成2年12月24日
- 整備新幹線着工等についての政府・与党申合せ
建設着工する区間の並行在来線は、新幹線開業時にJRの経営から分離することを事前に確認することという条件が示されました。 - 平成3年7月9日
- 青森県知事から運輸省鉄道局長に対して八戸までの経営分離について回答
青森県は沿線市町村と協議を行い、新幹線の整備をする観点から、「経営分離もやむを得ない。」という結論に至り、八戸までの経営分離に同意する旨回答しました。 - 平成8年12月25日
- 整備新幹線の取り扱いについての政府与党合意
建設着工する区間の並行在来線については、従来どおり、新幹線開業時にJRの経営から分離することという条件が示されました。 - 平成10年1月14日
- 八戸以北の沿線市町村との協議のうえ、八戸・青森間の経営分離に同意する旨回答しました。分離同意の結果、東北新幹線は新青森までフル規格での着工となりました。
- 平成13年5月25日
- 青森県並行在来線鉄道会社設立準備会開催
青い森鉄道株式会社の設立総会を開催し、役員等を選任しました。
平13.5.30 設立登記 - 平成14年3月18日
- 青い森鉄道株式会社の第2種鉄道事業及び青森県の第3種鉄道事業に係る許可申請を国土交通大臣に提出しました。
- 平成14年5月28日
- 青い森鉄道株式会社の第2種鉄道事業に係る許可状及び青森県の第3種鉄道事業に係る許可状が国土交通大臣から交付されました。
- 平成14年12月1日
- 青い森鉄道線八戸~目時間が開業しました。
- 平成22年12月4日
- 青い森鉄道線青森~八戸間が開業しました。