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路線図・地域情報
三戸町
三戸町内の青い森鉄道の駅
県立城山公園(三戸町立歴史民俗資料館・三戸城温故館)
戦国時代、南部氏がこの地方の支配の拠点としてこの地に三戸城を築きました。三戸城は現在は県立城山公園として整備され、1,600本の桜が咲き誇るさんのへ春まつりなどの行事で親しまれています。
公園内の三戸町立歴史民俗資料館・三戸城温故館では、南部氏にまつわる資料のほか、縄文時代から近代までの三戸町にまつわる資料が展示されています。
阿弥陀如来立像【県重宝】
享保19年(1734年)と天保9年(1838年)の2度の火災により、悟真寺の本堂、寺宝、古記録のほとんどは焼失しましたが、本尊であるこの阿弥陀如来立像は僧侶が持ち出したため、焼失することなく現在に伝えられています。
この阿弥陀如来立像は、鎌倉時代の初め頃の作と考えられ、町内にある木彫像の中では最も古いものです。また現在はわずかに残るのみですが、作られた当時は金箔が貼り付けられていたものです。
平成18年度に実施した解体修復により、胎内に納められた古文書が確認され、現在調査が行われています。(割矧造金箔漆箔 像高78.8センチメートル ヒノキ科)
さんのへ夏まつり
さんのへ夏まつりは、提灯まつりとも呼ばれ、目抜き通りに立てられた笹竹に約3,000個の提灯が取り付けられます。
提灯のやわらかい光が商店街をてらし、幻想的な光景が広がります。 歩行者天国では、多くの出店やイベントが行われ、町内外から多くの人が訪れます。
さんのへ秋まつり(9月第2金曜日~日曜日)
江戸時代からの伝統を誇る山車まつり。三戸三社大祭など、この地方の山車まつりの原型を色濃く残しています。
町内会ごとの10数台の色鮮やかな人形山車が目抜き通りを練り歩きます。
三戸望郷大橋
青い森鉄道線を横断する全長400メートルの橋。PCエクストラドーズド工法の橋としては世界最大級の規模を誇ります。眼下には太平洋に注ぐ馬淵川が流れ、目の前には名久井岳を望む雄大なパノラマ。歩道もあります。
佐瀧別邸
佐藤家建造物として国の登録文化財に指定されています。
青森県で一番古い鉄筋コンクリート造りの建物で、大正期に流行したドイツの住宅スタイルを模しています。大正14年に落成。施工は堀江組。内部には当時の家具等も残っています。
白虎隊供養碑
三戸町の白虎隊供養碑は明治4年に建立されたもので、会津飯盛山の白虎隊の供養塔よりも古い、日本最古の白虎隊の石碑です。
町内にはこの供養碑のほかに、三戸大神宮境内内の会津藩士杉原凱の墓、悟真寺内の戊辰役戦没者商魂碑と、旧会津藩にまつわる石碑が残っています。
関根の松
南部氏家臣で御野馬別当であった一戸綱定が江戸時代初期にここへ移植した松で、樹齢400年を誇ります。日本名松百選にも選ばれています。
迷ケ平自然休養林(キャンプ場)
十和利山ふもとに広がる迷ケ平は、三戸町、田子町、新郷村にまたがり、その豊富な自然資源から、この地域の山菜狩りの中心地となっています。
春の迷ケ平タケノコ山まつり、秋の迷ケ平キノコ山まつりが毎年交代で開催されており、多くの観光客でにぎわっています。
アップルドームほのぼの館
三戸町元木平にあるアップルドームには、メインアリーナのほか、三戸町出身の漫画家・絵本作家、馬場のぼるさんの記念館「ほのぼの館馬場のぼるの部屋」、 コマやお手玉、メンコなど昔から伝わるおもちゃや世界のおもちゃを集めた「ほのぼの館世界のおもちゃの部屋」など、楽しい部屋がいっぱいです。
きんか餅(きんか堂)
“きんか餅”は南部地方の古くから伝わる郷土料理の一つで、黒砂糖やみそ、黒ゴマ、木の実などを混ぜた「あん」を、小麦を練ったもちでくるんだ素朴なお菓子です。昔から8月16日の送り盆に“きんか餅”をお供えしていたそうです。
くし餅
串にさした麦粉のもちで、じゅね(エゴマ)のたれをつけるのがこの地方の特徴。
元祖川蟹すいとん(割烹白山(しらやま))
「ひっつみ」と呼ばれるこの地方でよく食べられているすいとんでも、この店の川蟹すいとんは美味で有名。