青い森703系がデビューするまで

車両(しゃりょう)をかたちづくる床(ゆか)、壁(かべ)、屋根(やね)などを組(く)み立(た)てているところ。
素材(そざい)はステンレスを使(つか)っている。

車両(しゃりょう)の顔(かお)である前面部(ぜんめんぶ)を車体(しゃたい)に取(と)り付(つ)けた状態(じょうたい)。
強化(きょうか)プラスチックを使(つか)っている。

完成(かんせい)した車両(しゃりょう)は機関車(きかんしゃ)に引(ひ)かれ、2日間(かかん)かけて青森(あおもり)まで運(はこ)ばれた。
電気(でんき)が通(とお)っていないので、尾灯(びとう)(赤(あか)いランプ)の代(か)わりに
車両(しゃりょう)の後(うし)ろをしめす丸(まる)い板(いた)がつけられている。

車両(しゃりょう)のデビュー前(まえ)には青森駅(あおもりえき)から八戸駅(はちのへえき)まで試運転(しうんてん)が行(おこな)われた。
これは、浅虫温泉駅(あさむしんおんせんえき)に停車(ていしゃ)した時(とき)の様子(ようす)。行(い)き先(さき)が「試運転(しうんてん)」になっている。